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<お知らせ>アジレント・テクノロジーとCell Line Geneticsが再生医療、がん研究向けの高スループット細胞株評価サービスで協業

 

 

※このお知らせは、米国時間2014年2月11日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

2014年2月26日

 アジレント・テクノロジーズ・インク(CEO:ビル・サリバン、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人:アジレント・テクノロジー株式会社)は、細胞株の評価・品質保証サービスを提供するCell Line Genetics, Inc.(CLG社)と協業することを発表します。CLG社では、高スループットのゲノム評価ワークフローを開発し、臨床への移行に向けた研究や再生医療研究向けに、細胞株の完全性の確認やモニターを行えるようにしていきます。このワークフロー構築にあたっては、アジレントのカスタム・ターゲットCGH+SNPマイクロアレイおよびSureFISH技術を活用します。

 当社のゲノミクスソリューション事業部グローバルマーケティング担当ディレクターであるVictor Fungは次のように語っています。
「再生医療研究市場におけるCell Line Genetics社のお客様は、主要研究機関、およびバイオテク・製薬企業が含まれています。このような多岐にわたるお客様に対して、それぞれのニーズにカスタマイズしたサービスを提供することで、利点を感じていただけるものと考えております。さらに、ターゲットアレイCGH設計により、重要な領域にプローブ密度を集中させることができるので、Cell Line Genetics社では運用コストを低減することが可能です。これにより、SNPマイクロアレイと比べて高速なデータの解釈が可能となります。高スループット環境においては、解析速度はきわめて重要となります。」

 CLG社では、今後予測される高スループット環境において、重複、欠失、細胞株クローン性を高感度に検出するため、ゲノム全体をカバーする当社のCGH+SNPマイクロアレイを選択しました。また、CLG社ではSureFISHアッセイを活用し、細胞1個レベルで異常を検出することが可能となる予定です。この手法は、ゲノムの完全性や純度を評価する手法として堅牢であり、クラス最高の手法となります。

 がん細胞株の評価向けとして、CLG社ではアレイCGH(aCGH)サービスを提供します。多数のゲノム構造異常を同時に、従来の細胞遺伝学と比較して、より高確度、高感度、広範囲で検出することが可能となります。さらに、aCGHを活用することで、解析時間の短縮化にもつながります。

 1万5000以上の幹細胞株をテストした結果、CLGでは20 %が異数性、このうち60~70 %がモザイクであることを発見しました。さらに重要なこととして、ゲノム構造異常が潜む細胞は増殖性が高く、培養細胞の大部分を占める場合があることが分かりました。そのため、研究データの正当性が犠牲になったり、サンプル、時間、費用を無駄にしてしまったりすることになります。

 Cell Line Genetics社CEO兼社長のRob Herrera氏は次のように語っています。
「カスタムマイクロアレイおよびSureFISHプローブソリューションにおいてアジレントと協業することで、より柔軟に当社のサービスを革新し拡充することが可能となります。たとえば、我々が『ゲノムの完全性を評価する上で重要』と特定した領域において我々のアレイコンテンツを補強し、さらに優れた感度を得ることが可能です。独自のアレイやアッセイを容易に設計し、当社のお客様の研究や臨床への移行ニーズにお応えすることが可能となります。」

 


アジレントとゲノミクス

アジレント・テクノロジーは、次世代シーケンサー向けターゲットエンリッチメント・システムおよびゲノムマイクロアレイの世界的リーダーです。当社のSureSelectおよびHaloPlexターゲットエンリッチメント・システムにより、研究者の皆様はシーケンスする領域を簡単に選択することが可能です。これにより、ゲノム全体をシーケンスする場合と比べて費用も時間も抑えることができます。HaloPlexを使うと、サンプル前処理からシーケンサーにかけるまでのワークフローを1日で完了することができます。SureSelectはエクソン領域全体およびメチル化領域全体を1回の反応で正確にキャプチャーします。この2製品は、当社が有する複雑な長鎖オリゴヌクレオチドの合成技術を利用した製品の一部です。このコア技術を活用した製品には、他にも遺伝子発現のゲノム全体の測定に使われるマイクロアレイや、比較ゲノムハイブリダイゼーション用マイクロアレイ、高特異性・高感度の蛍光in situハイブリダイゼーション製品「SureFISH」などがあります。オリゴヌクレオチド関連の製品にくわえ、当社ではサンプルの品質を測定するチップ型電気泳動装置バイオアナライザおよびスクリーンテープ型多検体向けの電気泳動装置TapeStation、試薬、ハードウェア、メソッド、バイオインフォマティクス・ソフトウェアなど、ゲノム実験に必要なツールを各種取り揃えています。

Cell Line Genetics, Inc.について

Cell Line Genetics, Inc.は再生医療市場向けの品質保証サービスおよび製品を提供する企業です。基礎研究、臨床前研究、臨床研究向けの成人の多能性幹細胞株に関する遺伝的完全性・正当性の保証に注力しています。米国ウィスコンシン州マディソンに本社を置き、ニューヨークにオフィスを構えています。大学、研究機関、バイオテク企業、製薬企業などが顧客となっています。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、診断、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20,600名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2013年度、68億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

 2013年9月19日、当社は、電子計測会社を非課税のスピンオフ手続きにより、自社を株式公開会社2社に分割する計画であることを発表しました。電子計測新会社の名称はKeysight Technologiesです。この会社分割は2014年11月初旬までに完了見込みです。

※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/newsjp

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