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アジレント・テクノロジー、バッテリ駆動機器の消費電流測定など、新たなニーズに対応したソース/メジャメント・ユニットをを発表

 

 

最先端のバッテリ駆動機器の解析や試験に必要となる正確な電源供給や測定を実現

2010年6月22日

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のモジュール型DC電源「Agilent N6705B DC電源/アナライザ」や「Agilent N6700シリーズ マルチ出力電源」向けに、ソース/メジャメント・ユニット(SMU)2製品を発表、本日より販売を開始します。新たに販売を開始するのは、バッテリ・ドレイン解析向けの2象限電源モジュール「Agilent N6781A ソース/メジャメント・ユニット」と、ファンクション・テスト(機能試験)向けの2象限電源モジュール「Agilent N6782A ソース/メジャメント・ユニット」の2製品です。

 今回発表のSMUは、バッテリ駆動機器やこれらの機器に使われる部品における測定課題に対応する最先端の電源供給および測定機能を提供します。あわせて「Agilent N6705B DC電源/アナライザ」用の最新ソフトウェアやアップデートの提供も開始します。

 当社のシステム・プロダクツ事業部担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャであるゲーリー・ホイットマン(Gary Whitman)は次のように語っています。
「バッテリ駆動機器の開発においては、駆動時間の最大化を目指して最先端のパワーマネージメント手法が採用されています。これまで、SMUは最先端のパワーマネージメント手法で必要となるダイナミックな電流変動の測定には十分に対応できていませんでした。今回当社が発表したN6781AおよびN6782Aでは、この急速に発展する市場に最適な機能を搭載することで、従来の欠点を解消しています。」

  今回発表のN6781AおよびN6782Aでは、シームレス電流測定機能と呼ぶ機能を搭載したことで、ダイナミックレンジの広い測定(微小電流から稼働時の電流まで、幅広い電流域における測定)を行う場合の課題を解消しています。この機能を使うと、ダイナミックレンジの広い測定においても、グリッチなどの発生なく、正確な測定を行うことができます。被測定物の電流が変化すると、SMUがその変化を検出し、もっとも正確な測定ができるレンジへの切り替えを自動的に行います。

 シームレス電流測定機能、およびSMUに搭載された18ビット デジタイザにより、これまで実現できなかった28ビットの垂直分解能での試験が可能となります。これにより、数ナノA(アンペア)から数Aまで、これまで見ることができなかった電流波形を一度の測定で見ることができるようになることから、従来は考えられなかったほど効率的に電流消費のようすを解析することができるようになります。

 バッテリ・ドレイン解析向けの2象限電源モジュールN6781Aは、現在市場で提供されている電源とは異なり、バッテリ駆動の携帯機器の消費電流を正確に測定することができます。新たに提供するソフトウェア「Agilent 14585A」を使うことで、さらに詳細なバッテリ・ドレイン解析が可能となります。N6781Aは、電子書籍リーダ、MP3プレイヤ、携帯電話、ペースメーカなどの機器の測定に最適です。N6781Aのシームレス電流測定機能、プログラマブル出力抵抗、補助デジタル電圧計機能により、詳細なバッテリ・ドレイン解析を効率的に行うことができます。

 ファンクション・テスト向けの2象限電源モジュールN6782Aは、電圧/電流出力波形または電子負荷としての電流シンク波形を最大100 kHz(キロヘルツ)まで定義することができ、また2象限電源として動作します。DC/DCコンバータ、電源管理ユニット、パワーアンプ、電源管理IC(集積回路)など、さまざまな最先端デバイスのファンクション・テストに最適です。被測定物への入力では、高速応答や波形機能が役立ちます。また、出力においては、N6782Aの電子負荷機能を用いた測定を行うことが可能です。入力、出力それぞれにおいて必要な機能を備えていることから、総合的なテスト・ソリューションとして利用することができます。

N6781A/N6782Aの主な特長
*電源供給においても測定においても、グリッチの発生なしにシームレスなレンジ切り替え
*2象限電源動作により、電圧/電流源、または固定電圧/電流の電子負荷として利用可能
*異なる動作モード間で被測定物電流レベルを正確に測定できるよう、4つの電流測定レンジを搭載
*高速な負荷変動の場合でも、電圧/電流を安定に保つ優れた過渡応答特性
*電圧/電流出力波形または電子負荷としての電流シンク波形を最大100 kHzまで定義
*5マイクロ秒ごとに被測定物の電流消費を把握できる200 kHzの高速デジタイザを搭載

14585A 制御・解析ソフトウェアの主な特長
  「Agilent N6705B DC電源/アナライザ」上で動作する「Agilent 14585A 制御・解析ソフトウェア」は、パソコンで制御できる以下のような機能を搭載しています。

*最大4台のN6705B(電源16モジュール分)を同時に制御・解析可能
*使い慣れたパソコンと大型のディスプレイで制御や解析が可能
*計算式の入力、画面からの選択、波形データのインポートなどの方法により、複雑な波形データも簡単に生成
*データロガーのデータも直接パソコンに保存
*電流消費の統計解析機能

 今回発表のSMUは、自動計測向けの「Agilent N6700シリーズ マルチ出力電源」、および研究開発向けの「Agilent N6705 DC電源/アナライザ」に搭載することができます。現在4種類のメインフレームと24種類のDC電源モジュールがあるこのシリーズは、研究開発から設計評価、製造まで、さまざまな用途に適した総合的なソリューションとなっています。また、DC電源/アナライザは、20 A以上のモジュールを含む最新SMUに対応できるN6705Bの提供を開始します。また、内蔵メモリは1 GB(ギガバイト)となっています。

販売方針
*目標市場:スマートフォン、デジタルカメラなどバッテリ駆動機器の研究開発部門(N6781A)、バッテリ駆動機器の製造部門、およびIC、電源管理ユニット、DC/DCコンバータなどのデバイスの研究開発、製造部門向け(N6782A)
*販売開始日: 2010年6月22日
*出荷開始予定時期:
Agilent N6705B DC電源/アナライザ 2010年6月
Agilent 14585A 制御・解析ソフトウェア 2010年6月
Agilent N6781A/N6782A ソース/メジャメント・ユニット 2010年8月
*販売価格(発表日時点での税抜き参考価格です):
  Agilent N6781A ソース/メジャメント・ユニット 558,648円
  Agilent N6782A ソース/メジャメント・ユニット 446,036円
  Agilent N6705B DC電源/アナライザ 728,912円

 「Agilent N6781A ソース/メジャメント・ユニット」、「Agilent N6782A ソース/メジャメント・ユニット」についての詳細情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  製品情報: http://www.agilent.co.jp/find/n6780
  ビデオ: http://www.agilent.com/find/n6780_video

 「Agilent N6705B DC電源/アナライザ」についての詳細情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  製品情報: http://www.agilent.co.jp/n6705
  製品写真: http://www.agilent.com/find/n6705_images

 DC電源/アナライザ用制御・解析ソフトウェア「Agilent 14585A」の詳細およびダウンロードは以下のウェブサイトをご覧ください。
  http://www.agilent.com/find/14585

 バッテリ駆動デバイス最新測定ニーズについてのバックグラウンダは以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://www.agilent.com/find/smu_backgrounder

 


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2009年度、45億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

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