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プローブ・システムにも帯域アップグレードを採用
リアルタイム・オシロスコープ、サンプリング・オシロスコープの両方に対応
2010年4月27日
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、業界最高となる30 GHz帯域対応のオシロスコープ用プローブ・システム「Agilent InfiniiMax III(インフィニマックス・スリー) プローブ・システム」を発表、本日より販売を開始します。プローブ本体部分にあたるプローブ・アンプは、16 GHzから30 GHzまで4モデルを取りそろえています。プローブ先端部分には、ブラウザ・プローブ、ZIF(Zero Insertion Force)チップ・プローブ、2.92mm/3.5mm SMAケーブル型プローブ、はんだ付けプローブなど、さまざまな形状のプローブ・ヘッドを取りそろえています。今回発表のプローブ・システムは、最大32 GHz帯域のリアルタイム・オシロスコープ「Agilent Infiniium 90000 Xシリーズ オシロスコープ」(同時発表)と組み合わせて使用することを想定したものです。
InfiniiMax IIIプローブ・システムの主任開発エンジニア マイク・マクティグ(Mike McTigue)は次のように語っています。
「InfiniiMax IIIプローブ・システムは、新技術、最新の設計手法、これまでのプローブ・システム開発から得られた専門知識を結集することで誕生したものです。これらの組み合わせにより、従来は想像できなかったような革新的な性能を持つプローブ・システムを開発することができました。」
高エネルギー物理学、研究が始まろうとしている新たな有線通信規格や、USB、SATA/SAS、PCI Express(R)などの高速シリアル・データ通信などに携わるエンジニアからは、高速、単発のイベントを捕捉したり、正確なジッタ測定を行ったり、新しい標準規格に準拠しているかを確認したりしたいというニーズがあります。今後数年のうちに、データレートが10 Gbps(ギガビット/秒)を超えると見込まれることから、さらなる広帯域に対応したオシロスコープが求められています。この実現にあたっては、プローブ・システムも重要となってきます。
当社のオシロスコープ事業担当バイスプレジデント ジェイ・アレクサンダ(Jay Alexander)は次のように語っています。
「革新的なオシロスコープと同時に、革新的なプローブ・システムも発表するというのは、この業界では非常に珍しいことです。お客様はオシロスコープにもプローブ・システムにも革新を求めているという声をいただいていましたので、このたび当社では同時に新製品を発表いたしました。」
当社では独自開発のリン化インジウム(InP)集積回路プロセスと、最先端の厚膜パッケージング技術により、形状に制限がある中でも革新的な性能を達成することに成功しました。InfiniiMax IIIのブラウザ・プローブは、新たな「十字」ブレード・グラウンド・システムの採用により、インダクタンス・グラウンドを低減しています。また、同軸チップにポリアイロン・ラップを施すことで定在波を抑えたほか、寄生容量をきわめて小さく抑えた新開発のチップ抵抗を採用したことにより、業界最高の30GHzという帯域を実現しています。
今回発表の「InfiniiMax III」は最高の帯域幅を実現しているほか、以下のような特長があります。
*「Agilent Infiniium 90000 Xシリーズ オシロスコープ」との組み合わせにより、業界で最も正確なリアルタイム・オシロスコープ測定システムを構築
*「Agilent Infiniium 86100C DCA-J」との組み合わせにより、30 GHzまでのフル機能サンプリング・オシロスコープ プロービング・ソリューションを提供
*業界で初めて、ブローブにも帯域アップグレードを採用し投資保護を実現。16 GHz~30 GHzの範囲でプローブ・アンプの帯域アップグレードが可能
当社の電子計測グループ担当プレジデント ロン・ネセシアン(Ron Nersesian)は次のように語っています。
「オシロスコープは当社の主力製品群です。多くの場合、オシロスコープ測定の品質はプローブ・システムの密接不可分であることから、当社はオシロスコープの革新に歩調を合わせてプローブ・システムの開発にも多大な投資を行ってきました。」
「Agilent InfiniiMax IIIプローブ・システム」についての詳細情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/InfiniiMax3
製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
http://www.agilent.com/find/InfiniiMax3_images
販売方針
*目標市場:高エネルギー物理学、研究が始まろうとしている新たな有線通信規格、USB、SATA/SAS、PCI Express(R)などの高速シリアル・データ
通信の研究開発部門向け
*販売開始日: 2010年4月27日
*出荷開始予定時期: 2010年7月より順次出荷
*販売価格(発表日時点での税抜き参考価格です):
| 型番 |
名称 |
帯域幅 |
概算価格 |
| N2800A |
プローブ・アンプ |
16 GHz |
1,800,000円 |
| N2801A |
プローブ・アンプ |
20 GHz |
2,240,000円 |
| N2802A |
プローブ・アンプ |
25 GHz |
3,110,000円 |
| N2803A |
プローブ・アンプ |
30 GHz |
3,610,000円
|
| N5445A |
ブラウザ・ヘッド |
30 GHz |
464,000円 |
| N5439A |
ZIFプローブ・ヘッド |
28 GHz |
348,000円 |
| N5444A |
2.92/3.5-mm SMAヘッド |
28 GHz |
406,000円 |
| N5441A |
はんだ付けヘッド |
16 GHz |
99,000円 |
| N5477A |
サンプリング・オシロスコープ用アダプタ |
30 GHz |
464,000円 |
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。16,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2009年度、45億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
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