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アジレント・テクノロジー、J-BERT、ParBERT向け28 Gb/sマルチプレクサを発表

 

 

次世代シリアルインタフェースの正確な特性評価や設計マージンの改善に役立つマルチプレクサ

2010年1月19日

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のビット誤り率測定器「J-BERT N4903B」および「ParBERT 81250A」の出力データレートを28 Gb/s(ギガビット/秒)に高めるマルチプレクサ「N4876A 28 Gb/s マルチプレクサ」を発表、3月1日より販売を開始します。この製品を活用することで、半導体、通信、ストレージ、コンピュータ業界の設計・テストエンジニアは、設計マージンを最適化すべく、次世代シリアルインタフェースの正確な特性評価を行うことができるようになります。当社では今回発表のN4876Aを2010年1月20日から22日にかけて東京ビックサイトで開催される光通信システム、デバイス、次世代ネットワーク関連機器の国際専門展「第10回 光通信技術展 ファイバーオプティクスEXPO(FOE)2010」の当社ブースに展示します。

 コンピュータのバックプレーンや、通信ネットワーク、ストレージ・ネットワークで使われる新たなSERDESなどのインターコネクトにおいては、12.5 Gb/sをはるかに超えるデータレートで動作することになります。たとえば、Optical Internetworking Forumでは、Common Electrical I/Oバックプレーンは19.9~28 Gb/sで動作すると規定しています。また、IEEE 802.3baでは、 100GBASE-LR4と -ER4で25.78125 Gb/sが、さらには32x Fibre Channelでは28.05 Gb/sのレートが予測されます。このような高速ビットレートで動作する送受信機の物理層の設計や特性評価には新たな測定器が必要となります。今回発表の2:1マルチプレクサは2つの出力チャンネルを束ねることで、パターンジェネレータのデータレートを2倍に高めます。J-BERT N4903Bの場合は28.4 Gb/sに、ParBERT 81250Aの場合は27.0 Gb/sに高めることが可能です。J-BERTでマルチプレクサを使用する場合、オプションの第二出力チャネルが有効になっている必要があります。

 最大1.8 Vppの出力振幅、20ピコ秒(20%-80%)未満の遷移時間、1 ps rms未満の残留ジッタなど、優れた信号出力性能を実現したこのマルチプレクサにより、正確な特性評価が可能となります。さらに、受信機のジッタ耐力試験に有効な、J-BERTやParBERTの持つジッタ印加機能は、マルチプレクサを介しても透過的に動作します。

 当社のサンプリング・オシロスコープ「Agilent 86100C Infiniium(インフィニウム) DCA-J」、および当社のBERTと28 Gb/sマルチプレクサの組み合わせの場合、最も正確な特性評価を実現することできます。この組み合わせにより、送信機の品質や受信機の堅牢性を確保することが可能となります。

 当社のデジタル・フォトニック・テスト製品群担当ジェネラルマネージャのユルゲン・ベック(Juergen Beck)は次のように語っています。
「当社は業界を代表するBERTソリューションを次世代のスピードに対応すべく拡張できたことを大変誇りに思っております。BERTのデータレートを28 Gb/sにまで拡張することで、当社は研究開発や評価部門のお客様に、世界クラスの性能を犠牲にすることなく、現実的な価格でアップグレードできる道をご用意いたしました。当社は、研究開発部門のお客様が、通信、ストレージ、コンピュータ業界向けに堅牢な次世代高速デジタル・インタフェースの開発を行っていけるよう、サポートしていくことをお約束いたします。」

N4876A 28 Gb/sマルチプレクサの主な特長
*最大28.4 Gb/sまで、優れた信号品質でパターン発生を可能にすることで、正確な特性評価を実現
*被測定物の近くに置ける小型のフロントエンド・ボックスの採用により、ケーブルの取り回しが容易
*J-BERTが生成する校正されたジッタにより、ストレス状況のエミュレーションが可能
*ParBERTおよびJ-BERTのパターン発生器のデータレートを高めるフロントエンド・ボックスは、単純なパターン発生器としても、フル機能のBERTとしても使える柔軟の構造
*J-BERT N4903A/Bまたは81250A ParBERTに付加する構造のため、低価格でデータレートを高めることが可能

J-BERT N4903B 第二出力チャネル・オプションの主な特長
*PRBSやパターン・シーケンスなど、簡単なセットアップでJ-BERTの第二出力チャネルから信号出力が可能
*マルチプレクサによるデータレート拡張、シーケンストリガ用の制御信号出力、クロストーク試験、外部出力を追加することで3レベルまたは2タップのディエンファシスのエミュレーションなど、第二出力チャネルを使って柔軟な試験が可能
*現在、または将来のアップグレードが可能

 「Agilent N4876A 28 Gb/s マルチプレクサ」についての詳細情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://www.agilent.co.jp/find/n4876

 製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
  http://www.agilent.com/find/n4876_images

 「Agilent J-BERT N4903A」、および新製品の第二出力チャネル・オプションについての詳細情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://www.agilent.co.jp/find/jbert

 「Agilent ParBERT 81250A」についての詳細情報は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://www.agilent.co.jp/find/parbert

販売方針
*目標市場:光通信装置・部品の研究開発・製造部門、およびハイエンド高速デジタル向け部品の研究開発・設計部門など
*販売価格(発表日時点での税抜き参考価格です):
N4876A 28 Gb/s マルチプレクサ 約420万円
N4903B-002 J-BERT第二出力チャネル・オプション 約330万円
*販売開始日: 2010年3月1日
*出荷開始予定時期: 2010年5月


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。17,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2009年度、45億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

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