日本
検索
お問い合わせ窓口

<お知らせ>アジレント・テクノロジーズ・インクが2009年度第4四半期の業績を発表

 

 

※このお知らせは、米国時間2009年11月13日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

2009年11月16日

概要

  • GAAPベースの純利益は2500万ドル、1株あたり利益は0.07ドル
  • 非GAAPベースの純利益は1億1100万ドル、1株あたり利益は0.32ドル(*1)
  • 当期営業キャッシュフローは2億800万ドル
  • 売上高は前年同期比21%減の11億7000万ドル、受注高は前年同期比11%減の12億7000万ドル
  • 事業再構築策は計画通りに実施中。2010年度半ばには、年間5億2500万ドルの削減に寄与

 アジレント・テクノロジーズ・インク(社長兼CEO:ビル・サリバン、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人:アジレント・テクノロジー株式会社)は、2009年10月31日で終了した第4四半期の売上高が前年同期比21%減の11億7000万ドル、GAAPベースの純利益は2500万ドルで、希薄化後の1株あたり利益は0.07ドルであったことを発表します。前年度第4四半期のGAAPベースの純利益は2億3100万ドルで、1株あたり利益は0.64ドルでした。

 第4四半期には、事業再構築費用および資産評価替え費用として6000万ドル、非現金の減価償却費用として1000万ドルを計上しています。これらの項目、および1600万ドルのその他の費用を除くと、当社の調整後の第4四半期の純利益は1億1100万ドル、1株あたり0.32ドルでした。同じ基準で比較すると、当社の前年同期の利益は2億2300万ドル、1株あたり0.62ドルでした。
 
  アジレントの社長兼最高経営責任者であるビル・サリバンは次のように語っています。
「きわめて厳しい1年でしたが、最後は比較的よい締めくくりとなりました。第4四半期の売上高は前年同期比21%減の11億7000万ドルでしたが、当社の見込みを上回りましたし、第3四半期と比べても10%伸びています。第4四半期の受注高は前年同期比11%減の12億7000万ドルでしたが、第3四半期との比較では19%伸びています。」

「多少改善を見せている売上高の貢献もあり、非GAAPベースの1株あたり利益は0.32ドルとなり、当社の見込みを大きく上回りました。損益分岐点売上高を5億ドル以上引き下げるという事業再構築策が第4四半期の業績に大きく寄与しました。」

 エレクトロニック・メジャメント事業の売上高は前年同期と比べて29%減少しています。汎用製品では回復の兆しがみられるものの、通信製品は引き続き低調です。受注高の減少は売上高の減少ほどは厳しくなく、前年同期比18%減となりましたが、第3四半期と比べると18%増となっています。バイオアナリティカル・メジャメント事業の売上高は前年同期比9%減となっています。このうち、応用市場が10%減、ライフサイエンス市場が7%減となっています。バイオアナリティカル・メジャメント分野の受注高は前年同期比1%減にとどまり、第3四半期との比較では20%伸びています。

 第4四半期の投下資本利益率(*2)は、利益の落ち込みのため、前年同期の31%から18%へと落ち込みました。在庫日数は記録的に低かった前年同期と比べて6日少なくなり、売掛金回収日数は1日改善し、第4四半期としては最高記録となりました。第4四半期の営業キャッシュフローは2億800万ドルでした。また、償還期間3年および6年の社債を発行し7億5000万ドルを調達し、第4四半期末時点で12億1500万ドルの現金を有しています。

 今後の見通しに関して、サリバンは次のように語っています。
  「世界経済は最悪期を脱したのは明確となったようですが、その回復はゆったりとしたもので、市場や地域によっても状況が異なっています。2010年度半ばまでに損益分岐点売上高を5億ドル以上引き下げるという事業再構築策は予定通り進んでいます。この進展に報いるべく、当社は11月1日より給与を本来の支給額に戻します。」

 「第1四半期の売上高は、前年同期とほぼ同水準と見込んでいます。非GAAPベースの利益(*3)は、1株あたり0.28ドルから0.32ドルの範囲になると見込んでいます。これは前年同期と比べて、0.08から0.12ドルの改善となります。」

 第4四半期、当社は15億ドルでバリアン社を買収するという提案に関して、米国およびヨーロッパ連合の規制当局と協議を続けてきました。現時点では、買収完了は暦年の2010年初頭となる見込みです。

分野ごとの業績
バイオアナリティカル・メジャメント
(注意書きがあるものを除いて、単位は「百万ドル」)
  FY09Q4 FY09Q3 FY08Q4
受注高 590 493 596
売上高 544 496 594
粗利益(%)  55% 53% 56%
営業利益 109 91 136
資産 1,482 1,449 1,505
投下資本利益率(%)(*2) 31% 25% 36%

 バイオアナリティカル・メジャメント分野の受注は前年同期比わずか1%減の5億9000万ドルとなりました。第3四半期との比較では20%増となりました。売上高は前年同期比9%減の5億4400万ドルでした。第3四半期との比較では10%増となりました。第4四半期、化学分析分野は食品市場が引き続き好調だったもののその他の市場が軟調で、売上高は前年同期比10%減となりました。ライフサイエンス分野の売上高は前年同期比7%減となりました。

 地域別では、米国および欧州の落ち込みが顕著で、それぞれ前年同期比12%減、11%減となりました。アジア地域は横ばいで、日本が前年同期比2%増、日本を除くアジア地域は1%減となりました。中国の売上高は前年同期と同水準でした。これは、前年同期に食品安全問題に関連して売上高が一時的に増大したためです。第4四半期の中国の受注は前年同期比30%増となりました。

 ライフサイエンスの売上高は2億5600万ドルで、前年同期比7%減となりました。製薬およびバイオテク向けが前年同期比8%減、学術・政府機関向けが前年同期比4%減となりました。全世界の製薬市場が回復に向かっているという兆候もいくつか出てきており、7月に市場投入した新製品「Agilent 1290 Infinity LC」に対する関心も予想を超える水準となっています。

 化学分析の売上高は2億8800万ドルで、前年同期比10%減となりました。食品安全分野が引き続き好調で前年同期比19%増となりました。消耗品およびサービス分野は前年同期と同水準となったものの、その他の応用市場では引き続き低調でした。製品群別では、GCが引き続き低調でしたが、ハイエンドのLC/MSシステムは比較的好調でした。

 第4四半期のこの分野の営業利益は1億900万ドルでした。前年同期と比べて売上高は5000万ドル減少した中、営業利益の減少は2700万ドルとなりました。粗利益率は前年同期と比べ1ポイント減少しています。また営業利益率は、記録的だった前年同期と比べて3ポイント減少し20%となりました。この分野の投下資本利益率(*2)は5ポイント減の31%となりました。

エレクトロニック・メジャメント
(注意書きがあるものを除いて、単位は「百万ドル」)
  FY09Q4 FY09Q3 FY08Q4
受注高 641 542 785
売上高 582 524 815
粗利益(%)  57% 54% 59%
営業利益 41 ▲1 136
資産 1,729 1,722 2,014
投下資本利益率(%)(*2) 12% 0% 35%

 第4四半期のエレクトロニック・メジャメントの受注は前年同期比18%減の6億4100万ドルとなりましたが、第3四半期との比較では18%増となっています。第3四半期の受注が低迷したことを受けて、売上高は前年同期比29%減の5億8200万ドルとなりました。汎用計測分野は底を打ったという明らかな兆しが出ていますが、通信分野は非常に低調でした。地域別売上高では、欧州が前年同期比31%減、日本が38%減、日本を除くアジア地域が24%減、アメリカ地域が28%減となりました。

 汎用計測分野の売上高は、前年同期比17%減の3億7300万ドルとなりましたが、第3四半期との比較では15%増となりました。航空宇宙・防衛は好調で、前年同期と同水準でした。その他の汎用計測市場は、エレクトロニクス製造およびコンピュータ/半導体市場が引き続き低調であったことから、前年同期比27%減となりました。通信計測分野は、LTE、ネットワーク監視や、中国における3Gインフラへの投資があった程度で、売上高は前年同期比43%減の2億900万ドルとなりました。

 この分野では前年同期と比べて売上高が2億3300万ドル減少したことにともない、営業利益は前年同期と比べて9500万ドル減少し、4100万ドルとなりました。この厳しい景気低迷の中、構造的なコストを削減するための迅速な対応をとった結果、利益の減少は、売上高減少分の41%にとどまりました。売上高の減少にともない、粗利益率は2ポイント減少しています。営業利益は前年同期と比べて5000万ドル減少しています。営業利益率は前年同期比10ポイント減の7%となりました。投下資本が2億900万ドル減少したものの、収益性が悪化したことから、この分野の投下資本利益率(*2)は22ポイント減の12%となりました。

半導体テスト/ボードテスト
(注意書きがあるものを除いて、単位は「百万ドル」)
  FY09Q4 FY09Q3 FY08Q4
受注高 43 36 57
売上高 41 37 72
粗利益(%)  46% 33% 46%
営業利益 ▲1 ▲10 0
資産 355 366 387
投下資本利益率(%)(*2) ▲1% ▲9% 2%

 半導体テスト/ボードテスト市場は引き続き厳しい落ち込みを見せていますが、この分野の業績は2四半期続けて改善を見せています。第4四半期の受注は前年同期比25%減の4300万ドルとなりましたが、第3四半期との比較では22%増となり、6か月前のほぼ2倍のペースとなっています。売上高は前年同期比43%減の4100万ドルでしたが、第3四半期の比較では10%増となりました。

 第4四半期のこの分野の営業利益は、前年同期と比べて売上高が3100万ドル減少したことにともない、前年同期と比べて100万ドル悪化し、100万ドルの営業損失を計上しました。この分野でも事業再構築プログラムを完了し、費用削減目標を上回ることができました。前年同期と比べて売上高が大きく落ち込んだものの営業費用も1200万ドル削減したことから、粗利益率は前年同期と同水準となりました。この分野の投下資本利益率(*2)は3ポイント減の▲1%となりました。

 


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。17,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2009年度、45億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

将来の見込みに関する記述について
  このニュースリリースには、Securities Exchange Act of 1934で定義された将来の見込みに関する記述があり、この法律に規定されたセーフハーバーの規定の効果が及びます。この将来の見込みに関する記述には、アジレントの将来の売上高・利益・収益性に関する情報、当社製品やサービスの将来の需要、2010会計年度第1四半期の売上高および非GAAPベースの利益についてのガイダンス、バリアン社買収計画、事業再構築計画(対象範囲、実施時期、費用等)などがありますが、これらに限りません。これらの情報にはリスクと不確かさが含まれており、アジレント・テクノロジーの実績が、結果として経営陣の現在の予想と大幅に異なることもありえます。そのようなリスクと不確かさには、バリアン社買収に関する規制当局の承認時期、バリアン社買収完了の前提となる条件の充足、当社のお客様の事業状況における予測不能の変化、現在および将来の製品や技術の要求における予測不能の変化、計画中の事業再構築の実施に伴う米国および各国の労働法やその他の法律に準拠するための費用や遅延、景気や世界の信用・株式市場のさらなる悪化により計画中の事業再構築に変更が生じるリスク、事業再構築による費用削減が期待どおりとならないリスクなどがありますが、これらに限りません。

 さらに、アジレントが事業を行なっていく上で直面する他のリスクもあります。例えば、コストの削減を継続しながらビジネスサイクルにうまく対処していく能力、コスト削減の目標を達成しその利益を享受していく能力、ビジネス状況の変化に合わせたコスト構造をうまく採用していく能力、競合・価格・粗利益に対する圧力、コスト削減が製品開発力、競合力維持、業務効率に影響を与えるリスク、地政学上の不透明さや全世界の経済状況が当社の営業、市場およびビジネスを運営する能力に与える影響、需要の変化に合わせて資産管理を改善していく能力、新製品を適切なタイミング、適切な価格、適切な方法で成功裏に投入していく能力、その他のリスクがあります。これらのリスクの詳しい説明は、2009年7月31日に終了した四半期のForm 10-Qの四半期報告書などの米国証券取引委員会の書類に記載されています。将来の見込みに関する記述は、アジレントの経営陣の考えや仮定に基づいており、現在有効な情報に基づいています。アジレントは、将来の見込みに関する記述を公に更新する義務を負いかねます。

*1 調整後の純利益、調整後の1株あたり純利益は非GAAPベースのものです。これらは、主に事業再構築や資産評価替え費用、事業分離のコスト、減価償却費用、および税効果を除いた投資分の売却やビジネスの処理にともなう利益や損失などを除いたものです。

*2 投下資本利益率は非GAAPベースのもので、営業利益(損失)から、「その他の(収入)支出および税金の年額を直近の2四半期の四半期終了時の資産の平均から、現在の負債を減じたもので除したもの」を減じたものとして定義されています。

*3 2010年度第1四半期の1株あたり純利益の見込みは非GAAPベースのもので、主に将来の事業再構築や資産評価替え費用、減価償却費用などを除いたものです。除外した費用のほとんどは、まだ起こっていない出来事や、現時点では極めて高い精度で予測することが困難な出来事に関連するものです。そのため、GAAPベースで再計算した値は提供しておりません。将来の無形資産の減価償却費は、四半期あたり約1000万ドルと見込んでいます。

# # #

お客様からのお問い合わせ先:

計測お客様窓口  電話:0120-421-345