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新たに導入したiFunnel技術により、ゼプトモル・レベルの検出感度を実現2010年7月6日
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、新たに導入したiFunnel技術を搭載したトリプル四重極液体クロマトグラフィ質量分析装置(LC/MS)「Agilent 6490トリプル四重極LC/MSシステム」を発表、8月1日より販売を開始します。この技術は、大気圧イオン採取のプロセスを飛躍的に向上させ、いかなる用途においても感度を劇的に向上させるものです。「Agilent 6490トリプル四重極LC/MSシステム」は、現行機種に比べて10倍、業界最高レベルの感度を実現する一方で、設置面積を25%削減することができます。 Agilent Jet Streamサーマル・グラジエント・フォーカシング技術を用いることによってより効率良く気相イオンを生み出します。これらのイオンは、ヘキサボア・キャピラリ・サンプリングアレイ(従来のシステムに比べ約12倍のイオンを受け入れる平行した6つのキャピラリ)を通って質量分析計に吸い込まれます。iFunnel技術により、イオンはDual Ion Funnelアセンブリによって集束され、気化した溶離液から分離されます。第一の高圧ファネルは、溶離液のほとんどを除去してイオンを第二の低圧ファネルに集束させます。そこで残りの溶離液が除去され、目的のイオンのみをQ1オプティクスに送ることが可能となります。 アジレントのLC/MSビジネス担当ジェネラル・マネージャであるジョン・フイェルドステッド(John Fjeldsted)は次のように述べています。 「Agilent 6490トリプル四重極LC/MSシステム」にはiFunnel技術に加えて、新開発の曲線状でテーパー型(先端が徐々に細くなっていく形状)のコリジョンセルも採用されています。この部品の採用によってシステムの小型化が可能となったほか、ノイズが減少したため全体的な感度(信号/ノイズ比(S/N))が向上しています。 1290 Infinity LCシステムと組み合わせ、MassHunterソフトウェアを搭載した1290/6490システムは、LC/MSによる定量分析として最高レベルの性能を実現します。当社は過去4年間に、6410、6430、6460と、3機種のトリプル四重極システムを提供してきました。今回発表の6490と従来の3機種により、用途や予算上のニーズに対応できる製品ラインアップを構成しています。 従来は高価な加速器質量分析システムでしか実現できなかったゼプトモル(10のマイナス21乗モル)レベルの分子検出感度を提供する革新的な「Agilent 6490トリプル四重極LC/MSシステム」は、新たな応用分野を切り拓く可能性を持っています。さらに、iFunnel技術は多くの化合物についてリニアダイナミックレンジを6桁まで拡大するというかつてない性能を実現しています。 このような高い感度は、1兆分の1の感度が求められることが多い環境用途で特に有用です。また、マイクロドージング、吸入薬の検出、乾燥血液スポット分析などのニーズのある医薬分野などでも高感度分析が必要とされています。このような高感度を日常的に利用できれば、臨床、食品安全、タンパク質/ペプチドの定量に関する新たな機会が生まれ、また分析の全般的な堅牢性の向上や試料調製の効率化につながります。 販売方針
アジレント・テクノロジーについて アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2009年度、45億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。 ※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。 # # # お客様からのお問い合わせ先:
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