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各種デバッグおよびコンプライアンス試験にも対応した6モデル
2009年6月2日
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、ミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)、およびデジタル・ストレージ・オシロスコープ(DSO)の新シリーズ「Agilent Infiniium(インフィニウム)DSO/MSO9000シリーズ オシロスコープ」6モデルを発表、本日より販売・出荷を開始します。「Agilent Infiniium DSO/MSO9000シリーズ オシロスコープ」は1GHz(ギガヘルツ)、2.5GHz、4GHz帯域の多機能オシロスコープで、それぞれDSOモデルとMSOモデルがあり、合計で6モデルとなります。オシロスコープとしての基本性能が優れているほか、内蔵ロジック(MSOモデルのみ)/プロトコル・アナライザ機能(全モデル共通)を提供している点が大きな特長です。業界最大となる15インチXGA液晶ディスプレイを搭載しながら、奥行き23cm(センチメートル)、重さ12kg(キログラム)のコンパクト設計となっており、作業スペースも取らず、持ち運びも容易です。
今回発表の「Agilent Infiniium MSO9000シリーズ オシロスコープ」は、従来のアナログ解析用チャンネルに加えて、ロジック解析用チャネルと、PCI Express(PCIe)やUSB2.0といったバス用のプロトコル・アナライザ・ビュアといった3種類の測定器を1台に搭載した3 in 1 コンセプトのオシロスコープです。これらの内蔵機能により、現場のエンジニアにとっては複雑な設計における検証が簡単になると同時に、企業としてはオシロスコープの稼働率を改善し投資対効果を高めることにつながります。
コンピュータ、通信、半導体、航空宇宙防衛、自動車、ワイヤレスなど、各種電子機器の設計・評価部門では、日々、新たな開発に取り組んでいます。オシロスコープは設計・デバッグ用の基本測定器として広く使われており、完成度の高い製品を予定どおりに開発するために、オシロスコープにはさまざまな機能が求められるようになってきています。今回発表の「Agilent Infiniium
DSO/MSO9000シリーズ オシロスコープ」は高速信号を扱うのに十分な帯域幅を有すると同時に、今日の組み込み設計で広く採用されている新しい技術に対応すべく、ロジック(MSOモデルのみ)/プロトコル・アナライザ機能(全モデル共通)も搭載しています。
ザイリンクス社(Xilinx Corp.)のハードウェア開発エンジニア エイドリアン・ヘルナンデス(Adrian Hernandez)氏は次のように語っています。
「当社では製品開発時にオシロスコープを頻繁に使用しています。3つの測定機能が1つになり、またジッタなどのアプリケーションやFPGAダイナミック・プローブも提供されていることから、Infiniium DSO/MSO9000シリーズはFPGAを含むシステムのデバッグにおいて多大な効果を発揮しています。」
ザイリンクス社のプログラマブル・ソリューションは、幅広いアプリケーション向けに設計されており、世界中のさまざまな市場で製品の革新に威力を発揮しています。
主な特長
*3 in 1コンセプトのオシロスコープ:
オシロスコープとしての優れたアナログ性能に加え、内蔵型としては業界で最も長いメモリ長128Mpts(メガ・ポイント)のデータを、2GSa/s(ギガサンプル/秒)で捕捉可能なデジタル・チャンネルを搭載しています。これにより、制御信号とデータバス間のタイミング相関の正確な解析向けのトリガ条件設定など、MSOとしても優れた性能を実現しています。業界初のPCIeおよびUSB2.0用対応プロトコル・ビュア機能により、別の測定器を持ち出すことなくオシロスコープだけで、両規格のデバッグや試験を行うことができるようになりました。アナログ解析、デジタル解析(MSOモデルのみ)、プロトコル・アナライザ機能の3 in 1コンセプトのオシロスコープにより、シリアルバスのプロトコルに関わる問題の解析も迅速に行うことができるようになりました。
*測定帯域、メモリ、そしてMSOへのアップグレードが可能:
このクラスのオシロスコープでは業界で唯一、測定帯域、メモリ、そしてMSO機能へのトリプル・アップグレードを実現しています。昨今のシリアルインタフェースやメモリは、年々その速度が向上することから、初期投資段階で高額なオシロスコープを購入する必要がありました。トリプル・アップグレードにより、導入段階では必要な機能に限定することで初期投資を抑えることができるだけでなく、後から機能を拡張することが可能なため、最小限の投資で最新のアプリケーションに対応することが可能です。
*25種類の解析およびコンプライアンス試験ソフトウェアを提供:
一般的な測定・解析機能に加えて、独自のさまざまなソフトウェアオプションにより、カスタマイズすることができます。これらのアプリケーション・ソフトウェアにより、各種シリアルバス規格の解析や、FPGAのデバッグ、RF(高周波)測定、さらには各種コンプライアンス試験を行うことが可能です。現在、以下のソフトウェアをはじめとする25種類のアプリケーションを提供しています。
- デバッグ・アプリケーション・ソフトウェア:PCIeおよびUSB2.0用プロトコルトリガ&ビュアソフトウェア、I2C、SPI、CAN、RS-232バス、その他のUARTマイコン用シリアルデコード&トリガ ソフトウェア、XilinxおよびAltera FPGA対応デバッグ ソフトウェア、異常波形に対して視覚的にトリガをかけることができるInfiniiScan(インフィニスキャン)など
- コンプライアンステスト ソフトウェア: 通信マスク試験、DDR1、DDR2、DDR3、イーサネット、USB 2.0対応
*大型ディスプレイを搭載しながら薄型・軽量を実現:
業界最大となる15インチXGA ディスプレイを搭載しています。これにより、12インチ ディスプレイを搭載した機種と比べて、57%、広い表示部となります。昨今のオシロスコープは、従来のアナログチャンネルに加え、デジタル信号やシリアル信号も表示する必要があることから、大画面化がますます重要となっています。また、ASICとXilinx社のVirtex-5の採用により薄型・軽量化を実現、このクラスとしてはもっともポータブルなオシロスコープとなっています。これにより、チーム内でのオシロスコープの共有も容易になりました。
アジレントのオシロスコープ・ビジネス担当副社長兼ジェネラル・マネージャのスコット・サンプル(Scott Sampl)は次のように語っています。
「当社は1997年以来、業界でもっとも成長したオシロスコープメーカです。当社はお客様のご要求にあった測定機能を提供していることに注力しております。今回発表のInfiniium DSO/MSO9000シリーズは今日のエンジニアの皆様が必要とされている性能を実現し、アプリケーションを搭載しています。また、ロジック/プロトコル・アナライザ機能も搭載しており、非常に魅力的な製品に仕上がったと自負しております。」
「Agilent Infiniium DSO/MSO9000シリーズ」、および当社のオシロスコープ製品群についての詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/9000
製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
http://www.agilent.com/find/9000_images
当社は、20MHzから90GHzまでの帯域に対応した、さまざまな形状のオシロスコープ製品群を取りそろえ、業界最高の性能や強力なアプリケーションを提供しています。
販売方針
*目標市場: PCI ExpressやUSBなどを採用した電子機器をはじめ、各種エレクトロニクス機器の研究開発部門向けとして広く販売していきます。
*参考販売価格(税込):
DSO9104A(1 GHz帯域、アナログ4チャンネル) 2,440,310円
MSO9104A(1 GHz、アナログ4チャンネル/デジタル16チャンネル)
2,930,841円
DSO9254A(2.5 GHz帯域、アナログ4チャンネル) 3,421,308円
MSO9254A(2.5 GHz、アナログ4チャンネル/デジタル16チャンネル)
3,911,839円
DSO9404A(4 GHz帯域、アナログ4チャンネル) 4,598,518円
MSO9404A(4 GHz、アナログ4チャンネル/デジタル16チャンネル)
5,089,049円
*販売・出荷開始日: 本日
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2008年度、58億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
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