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アジレント、使いやすく、人間工学にも配慮した18 GHz差動TDRプローブ・キットを発表

 

 

Agilent N1021B 差動TDRプローブ・キット

2009年5月26日

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、差動タイムドメイン・リフレクトメトリ(TDR)およびタイムドメイン・ トランスミッション(TDT)測定用のプローブ・キット「Agilent N1021B 差動TDRプローブ・キット」を発表、本日より販売を開始します。出荷開始は2009年6月中旬を予定しています。TDR/TDT解析は、高速デジタル機器の設計や検証の際にシグナルインテグリティ(信号純度)を評価する目的で広く行われています。TDR/TDT測定は、プリント基板や受動部品の製造における品質の維持においても重要です。

 今回発表の「Agilent N1021B 差動TDRプローブ・キット」は、コネクタのないプリント基板などの差動インピーダンス測定や差動Sパラメータ測定に適したプローブ・キットです。人間工学に配慮しチップ間隔を調整できるプローブ本体と、RFケーブル、ショート/ロードの校正デバイス、静電放電対応リストストラップ、ポジショナ装着用器具などのアクセサリから構成されています。このプローブ・キットは、「Agilent 54754A 差動TDR/TDTモジュール」を搭載した「Agilent 86100C Infiniium(インフィニウム)DCA-J広帯域オシロスコープ」(通称「TDRオシロ」)と組み合わせて使用します。また、オプションの「Agilent 86100C-202拡張インピーダンス/Sパラメータ・ソフトウェア」を追加すれば、周波数ドメインSパラメータであるSDD11やSDD21の振幅、位相、群遅延の評価もリアルタイムで行うことが可能です。

 しなやかなケーブルを採用しており、プローブ本体は軽量かつ人間工学にも配慮した使いやすい構造となっています。たとえば、2つのチップ先端が独立して動くため、被測定物に対して完全な垂直面が得られなくても良好なコンタクトを保つことが可能です。また、小型で被測定物の視認性が高いほか、親指でホイールを回すだけでチップ間隔を調整することができます。

 アジレントのオシロスコープビジネス担当副社長兼ジェネラルマネージャのスコット・サンプル(Scott Sampl)は次のように語っています。
「近年のサーバのバックプレーンやデジタル家電における高速化の動きにより、エンジニアは物理層の評価を十分に行う必要性が高まっています。信号およびインピーダンス解析機能を搭載した当社の86100C Infiniium DCA-Jは、新規の設計における相互接続性の保証や、製造時における品質の維持などにおいて不可欠な測定器となってきました。今回発表の差動TDRプローブ・キットは当社の既存のシグナルインテグリティ向けソリューションを補完するもので、コネクタのない実際のデバイスの測定を可能にするものです。」

主な特長
*昨今の高速デジタル信号の評価に適した18 GHz帯域:
18 GHz(ギガヘルツ)の帯域を実現しており、HDMI、PCI Express®、SATA、DDRなど、昨今の高速伝送線路の評価に最適です。

*使いやすさに配慮したデザイン:
小型軽量で持ちやすい構造を採用しています。プローブチップ先端は、堅牢な金属材を使用し耐磨耗性を向上、また被測定物の視認性にも配慮したデザインを採用しています。さらに、親指でホイールを回すだけでチップ間隔を0.5 mm(ミリメートル)~2.54 mmの範囲で調整できるので、複雑なプリント基板の評価に最適です。

*TDR校正により正確なインピーダンス測定を実現:
同梱のショートとロードの校正デバイスによってTDR校正を行うことで、同軸ケーブルの特性を排除した正確な差動インピーダンス測定を行うことができます。また、TDRステップパルスの立ち上がり時間を変えた評価が可能となり、実信号の立ち上がり時間に応じた現実に即したインピーダンス評価を行うことができます。

*周波数特性データもリアルタイムで観測:
「Agilent 86100C」に、オプションの「Agilent 86100C-202拡張インピーダンス/Sパラメータ・ソフトウェア」を追加すれば、周波数ドメインSパラメータであるSDD11やSDD21の振幅、位相、群遅延の評価もリアルタイムで行うことができます。

 「Agilent N1021B 差動TDRプローブ・キット」、およびTDR/TDT測定についての詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://www.agilent.co.jp/find/TDR

 製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
  http://www.agilent.com/find/TDR_images

販売方針
*目標市場:シグナルインテグリティの評価が必要な高速デジタル機器の開発部門、プリント基板や受動部品の製造部門など
*参考販売価格(税込): 649,116円
*販売開始日: 2009年5月26日
*出荷開始予定時期: 2009年6月中旬

 


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2008年度、58億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

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