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PCI Express® 2.0、USB 3.0、QuickPath Interconnect、HyperTransport 3、FB-DIMM 2搭載機器のジッタ耐力特性評価やコンプライアンス試験に対応
2009年2月3日
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、最大12.5Gb/s(ギガビット/秒)の高速デジタルインタフェース向けに、次世代高速デジタル規格に対応したジッタ耐力試験を行うことができるシリアルビット誤り率測定器(BERT)「Agilent J-BERT N4903B 高性能シリアル・ビット・エラー・レシオ・テスタ」を発表、3月3日より販売を開始します。出荷開始は2009年4月を予定しています。この製品は、PCI Express
(PCIe) 2.0、USB 3.0、QuickPath Interconnect (QPI)、HyperTransport 3、Fully-Buffered DIMM 2 (FB-DIMM 2)など、数ギガビットの伝送速度を持つ次世代シリアルバス対応受信機の正確な特性評価やコンプライアンス試験用として最適な製品です。この統合型測定器を使うことで、より高品質の製品開発に貢献します。
QPI、HyperTransport、FB-DIMM 2では、データレートの半分の速度のクロックを使用するフォワードクロッキングを採用しています。このため、データ信号とは独立して、クロック信号にジッタを付加してジッタ耐力やマージン評価を行いたいといった新たなニーズが浮上しています。今回発表の「Agilent
J-BERT N4903B」ではハーフレートクロックを出力するだけではなく、デューティサイクル可変機能、ジッタ印加機能を合わせて提供することにより、受信機のジッタ耐力およびマージンの評価を実現しています。また、データ信号とクロック信号間で位相関係が調整されたジッタを付加することも可能です。これにより非常に柔軟な測定が可能となり、信頼性の高い設計が可能となります。
PCI Express 2.0、USB 3.0、DisplayPort、SATA 6Gなど、エンベデッドクロックを採用した、コンピュータおよびビデオ向け次世代高速シリアルバスでは、試験および評価段階において、複雑なジッタ付加やシグナリングが不可欠となります。新製品の「Agilent J-BERT N4903B」は、既存モデルのデータ、クロック、ジッタ生成の構造を改良することで、汎用的なジッタ評価に加えて、最新の高速デジタル規格の受信機試験ニーズに対応しています。
当社のデジタル・フォトニック・テスト製品担当ジェネラルマネージャのユルゲン・ベック(Juergen Beck)は次のように語っています。
「当社は業界をリードするこのジッタ耐力評価ソリューションを提供できることを誇りに感じております。エンベデッドクロックおよびフォワードクロックに必要な最新の測定機能をJ-BERTプラットフォームに搭載することで、当社はコンピュータ、ビデオ、通信業界向けに、信頼性の高い次世代高速デジタルインタフェースを市場投入できるよう、研究開発および評価エンジニアの皆様に貢献していくことをお約束申しあげます。」
主な特長
*フォワードクロッキングに対応:
フォワードクロックを採用した機器向けに、ハーフレートクロックを生成したり、各種ジッタを付加したりすることによって、最悪の環境を疑似することができます。レシーバ試験ではデータのみならずクロックにもジッタを付加させた試験が求められています。「Agilent J-BERT N4903B」は、既存モデルのクロック発生回路の構造を改良することでこの要求に対応しています。
*最新の高速デジタル通信規格に対応したジッタ付加:
PCI Express 2.0、USB 3.0、SATA、DisplayPortなど、最新のシリアルバスの受信試験に準拠したジッタ付加が可能です。たとえば、PCI Express 2.0の受信機試験では、2つの周期性ジッタと規定のランダムジッタによる試験が求められています。従来、この試験に完全対応するには、複数の測定器等を組み合わせる必要がありました。「Agilent J-BERT N4903B」はジッタ発生回路の構造を改良することで、これらの試験を1台で行うことができます。
*補助出力の機能強化と3値信号生成を実現:
従来、被測定物への分周クロック信号提供用として用いられていた補助出力(AUXおよびトリガポート)を改善し、振幅を変えることができるようになりました。また、データおよびAUX出力では3値信号の生成が可能となり、Electrical Idleといわれる状態も模擬できます。
*統合され、かつ校正されたジッタ源を提供:
既存モデルと同様、統合され、かつ校正されたジッタ源を提供しています。PCIe 2.0準拠のスペクトル分布を持つランダムジッタ、シングルトーンおよび2トーンの周期性ジッタ、拡散スペクトラムクロック(SSC)、残留SSC、バウンデッド・アンコリレーティッド・ジッタ(BUJ)、シンボル間干渉(ISI)、正弦波干渉(SI)の中から、必要な機能を選択して購入することができます。
*その他の特長
- 可変ループ帯域搭載の内蔵CDRにより、正確なトータルジッタ測定を実現
- 60ブロックのパターンシーケンサにより長いテストシーケンスを高速実行
- 既存のN4903Aから、今回発表のN4903Bへのアップグレードパスを提供
「Agilent J-BERT N4903B高性能シリアル・ビット・エラー・レシオ・テスタ」についての詳細は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.co.jp/find/jbert
http://www.agilent.co.jp/find/jbert_video (ビデオ)
製品写真は以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
http://www.agilent.com/find/jbert_images
販売方針
*目標市場:PCI Express® 2.0、USB 3.0、QuickPath Interconnect、HyperTransport 3、FB-DIMM 2搭載機器のジッタ耐力特性評価やコンプライアンス試験向け
*参考販売価格(税込):
7Gb/sモデル(内蔵可変CDR付き) 1500万円から
12.5Gb/sモデル(内蔵可変CDR付き) 2000万円から
*販売開始日: 2009年3月3日
*出荷開始時期: 2009年4月
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2008年度、58億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
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