日本
検索
お問い合わせ窓口

卓上で温度試験環境を構築できるシステムを発表

 

 

省スペースを実現したほか、温度設定時間を3~10分にまで短縮

2009年1月23日

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自動車関連部品をはじめ温度環境を変化させての試験・検査が必要な部品の研究開発、製造部門向けに、省スペースかつ短時間で温度試験環境を構築できる装置「H.E.E.T(高速温度環境構築装置)」を発表、本日より販売・出荷を開始します。

 自動車関連部品などでは、厳しい温度環境での試験が求められています。一般に、温度環境を変えて試験を行う場合には、温度を一定に保つ恒温槽や恒温室が用いられています。しかしながら、恒温槽や恒温室は専有面積が大きく、また温度変更に時間がかかるという問題がありました。そのため、小型の部品の評価用としては、より省スペースでかつ短時間で温度を変えることができる試験環境が欲しいという声があがっていました。

 当社ではこの課題に応えるため、ペルチェ素子を用いた卓上型の温度環境構築装置を開発しました。被測定物の温度を直接、もしくはそのすぐ近くで制御を行うことで、恒温槽並みの±0.5℃という高精度の温度制御を実現しています。さらに、従来の恒温槽などでは数時間かかっていた温度設定時間を3~10分にまで短縮することが可能です。また、机の上で使えることから他の検査装置との組み合わせも容易です。そのため、さまざまな温度環境下で実際に被試験物を動作させて検証を行なうことも可能となります。

 このシステムは、アジレント・テクノロジー 本社・八王子事業所内にある電子計測本部 ソリューション・ビジネス営業統括部で開発したものです。アジレントの販売網を通じて全世界で販売します。当社では、今回発表の「H.E.E.T(高速温度環境構築装置)」を、1月28日(水)から30日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催されるエレクトロニクス製造/研究・開発における検査技術の専門展「エレクトロテスト・ジャパン」の自社ブースに展示します。

主な仕様
*温度制御範囲: -40~+85℃
※+15~+85℃のみに対応した構成あり
*温度制御幅:±0.5℃
*温度設定時間: 約10分(-40℃~+15℃の範囲内の温度に変化させる場合)
約3分(+15℃~+85℃の範囲内の温度に変化させる場合)
※常温(25℃)から設定温度になるまでの時間。周辺の気温や湿度、およびシステム構成等によって変わります。
*制御方法: シリアルポート、DIO(デジタルI/O)

販売方針
*目標市場:自動車関連部品をはじめ、温度環境を変化させての試験・検査が必要な部品の研究開発、製造部門向け
*参考販売価格(税込): 150万円から(+15~+85℃対応の場合の最小構成)
*販売・出荷開始日: 2009年1月23日


アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。20,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2008年度、58億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

# # #

お客様からのお問い合わせ先:

計測お客様窓口  電話:0120-421-345